排卵誘発剤の注射を1週間打ち続ける苦行の日々を終え、産婦人科での診察を終えたコケ美。
診察の結果はどうだったのでしょう。
注射も打ち終えて、今日の診察で順調に卵がたくさん育ってるって！
おぉ！
そして、なんか若干お腹ぽっこりしてない？
そうだね、普通は一周期に１つの卵なところを注射でたくさんに増やしてるから下腹部がぽっこりしているよ！
排卵誘発でどのくらいの卵ができるの？
人によるけど私は20個はあるって言われてるよ！実際どのくらい採卵してもらえるかはやってみないとわからないけどね…
1週間がんばって自己注射で排卵誘発剤を打ちつづけたコケ美。
下腹部が若干ぽっこりしつつもなんとか卵は順調に育ちました。
いよいよ採卵です。
体外受精のなかで採卵が1番辛いと、雑誌やネットで知ったので自己注射の時より恐怖が襲います。
手術は無麻酔と部分麻酔、全身麻酔がありますが、コケ美は採卵する卵が20個と多いので全身麻酔を勧められました。採卵数が1個の場合は無麻酔を勧められることが多いみたいです。
麻酔は子宮内膜症の手術やFT手術で経験しているのでどんな感じかは分かっていますが、術後の痛みが本当に心配で心配で…
でもこれを乗り越えなければ妊娠への道はない！と勇気を振り絞りつつ、手術日を迎えました。
手術は8時と朝早くにあります。
麻酔をするのでコケ志に付き添ってもらいました。
まず個室に案内され、そこでルート（点滴の管を通すこと）をとります。ルートをとったら手術の時間になるまで待機です。時間になると看護師さんが呼びにきてくれたので最後のトイレを済ませいよいよ手術室へ。
手術台には自分で登り心電図をつけてもらいいよいよスタート！
麻酔を徐々に入れられてあっという間に眠ってしまいました。眠っている間、私はとっても早い乗り物に乗っているイメージでした。麻酔から覚めそうになるとその速い乗り物が停止に向けてスピードを落としていく…みたいな感覚でした。
半覚醒した時、まだ採卵中で少し痛みを感じましたが、耐えられる程度で少ししたら手術も終わりました。
同日にコケ志も採精を行います。採精についてはこちらの記事で紹介しています。
採卵の手術自体は麻酔が効いていたこともあってあっという間に終わりました。案外痛くないじゃん！とこの時は思っていましたが、痛みはこの後からやってきたのです…
手術を終え、個室に戻りコケ志と合流したのですが、意識がしっかりと戻ってくるともうお腹が痛い！痛い！かなり強めの生理痛で看護師さんにお願いして痛み止めをもらい速攻飲みました。それでもすぐに効いてくるわけではないのでしばらく痛い痛いとベッドでのたうち回る…薬が効いてきても痛みは完全には消えませんでしたがコケ志と喋れる程度には回復しました。
手術後2時間ほど個室で休憩し、ゆっくり起き上がれることを確認して帰宅。
帰宅後も動けずずっとお布団で過ごしました。
手術のために絶食していたのでお腹は空いていましたがなかなか食べる気にならず、お昼ご飯は抜き、夕飯おにぎりを少し食べました。
この時コケ美は明日になればきっと良くなるだろうとたかを括っていたのです…
しかし、手術後、下腹部はどんどん膨らみ、え、妊娠中？というほどパンパンに！！
お腹の痛みもすぐにはひかず、かつ起き上がれない日が続き、完全復活した時には一週間が経っていました。
採卵個数は21個でした。
そしてその21個を体外受精で受精卵にしていくのですが、こけし夫婦の結果はこんな感じ。
体外受精法にて16個実施⇒15個受精を確認。
顕微授精法にて5個実施予定でしたが、2個未熟卵子のため
成熟卵子3個に対して実施して、3個授精を確認。
努力のかいあってか、結果は上々だったと思います。
ちなみに採卵数の平均は25歳で10個程度だそうです。（六本木レディースクリニックHPより）
次は子宮に戻す流れがあります。採卵の結果が良くても着床しなければ意味がありません。
上記のHPでも書いてあるように量ではなく「質」が重要になってきます。
今回の受精卵は体外受精の際に解凍します。
次回は、体外受精1～2回実施したときのお話です。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
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