こけし夫婦の不妊治療ep.18 -体外受精-

不妊治療

体外受精もここからが本番です。
今回は胚移植の1~2回目のお話をしていきたいと思います。

コケ美
コケ美

ようやくここまで辿り着いた!!!

コケ志
コケ志

移植できる卵はいくつあるの?

コケ美
コケ美

胚盤胞まで分裂した卵が5個、初期胚が5個だよ!
今回は胚盤胞の一つを戻すんだよ!

コケ志
コケ志

無事に着床できるといいね!

体外受精の流れ(胚移植)

受精卵は凍結保存されているので、胚移植の朝にちゃんと受精卵が解凍できているかの確認のために産婦人科に電話します。そこで今日胚移植が出来るか確認して、予定通りできると言われたら産婦人科に向かいます。
胚移植は麻酔は使わないので一人で行けますが、はじめての胚移植は不安だったのでコケ志に付き添ってもらいました。
胚移植をする際、尿をためてきてくださいと言われていたので、飲み物を調整しつつ病院に向かいます。尿をためる理由は、肺移植の際、尿がたまっていた方が角度的にうまく移植ができるからだそうです。
移植自体は5分もかからずおわります。内容的には人工授精と同じような感じです。
下腹部の痛みは人工授精の方が痛みを感じました。
体外受精の移植の後は点滴を打って1時間ほど安静にして帰宅です。
少し下腹部に違和感はありますが、そんなに辛くはなかったです。
しかし、卵が自分の中に宿っていると思うと自然と動きがそろりそろりとゆっくりになりました。(よほど激しい運動等をしなければ着床への影響はないとは思いますが…)

胚移植後の投薬

胚移植後にはいろいろな薬を飲んで着床を促します。
これがコケ美には地味に辛かったです。膣にいれる座薬を毎日2回同じ時間にいれ、更に薬を5〜6種類飲みます。
何をいつどれだけ飲むのか計画表を渡され、間違えないように飲んではチェックをしていました。
1週間後の採血で着床したかどうかをhCG(妊娠中にのみ、測定可能量が著しく産生されるホルモン)の値を確認、その2日後にまた採血をし、hCGの数値の上がり幅で再確認します。
コケ美の場合、一回目の結果は、hCG10.2と反応していましたが、2日後のhCGは11.3と数値が上がらず、結果は化学流産と言われてしまいました。

そして周期通りに生理がきてしまいました。

移植した卵のグレードも悪くなく、とっても期待していただけにかなりメンタルは落ち込みました。

2回目の胚移植

しかし、落ち込んでばかりではいられません。
仕事も辞めて、不妊治療に専念しようと決めたのだから!と化学流産が分かった日には2回目の移植をしたいと産婦人科の先生にはお願いしました。

2回目の移植は受精卵の中で1番グレードがいいもので期待も高まりました。
移植をし、薬を飲み続け、いよいよ判定の日…
1回目より手応えがありました。
しかし、結果は前回よりダメで、hCGの値は0.1…着床もしなかったのです。

これにはコケ美も泣いてしまいました…人工授精で授かれなかったときもショックでしたが、いろいろなネット記事を読んであまり確率的には高くないと分かっていたので前向きに考えられていました。
しかし、体外受精に進んで、一回で成功するのは難しくともコケ美はまだ20代だし受精卵のグレードも悪くない、2回目くらいで成功すれば、第二子を考えたときにも胚盤胞の受精卵をあと3つ残しておける…そこまで考えていました。
そんな中での2回目の結果に打ちのめされました。

次回、3回目に挑戦する前にこれをしたらどうか?と先生から提案されます。
それは一体どんなことだったのでしょう…?それではまた次の記事お会いしましょう。

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