こけし家の備忘録 -赤ちゃんの防災 災害時に必要なもの-

ベビー用品

起こらない方がいいけれど万が一起きてしまったら…
心配事の9割は起こらないとは言いますが、万が一に備えることはとても大切だと思います。
もしもの時のために赤ちゃんがいる家庭は何を用意しておいた方がよいのでしょうか。
今回は、いざという時に持ち出す赤ちゃん用の非常用持ち出し袋を、実際に用意してみたのでご紹介します。

コケ美
コケ美

私、心配性だから赤ちゃんがいるときに大きな災害が起きたらどうしようって考えちゃう。

コケ志
コケ志

あまり考えすぎて精神的な負担になるのはよくないけど
災害への備えをどうするか考えて準備しておくことは大事だね。

コケ美
コケ美

うちは災害時の持ち出し袋用意してるけど、赤ちゃんがいるときのために見直しておいた方がいいよね?

コケ志
コケ志

そうだね。避難所に物資が十分にあるとは限らないし、3日以内に救援物資が届くと言われているけど、赤ちゃん用のおむつ等の物資が含まれているかはわからない。
すでに赤ちゃんがいる家庭はもちろん、僕らのようにこれから赤ちゃんを迎える家庭でもあらかじめ準備しておいた方がいいかもしれないね。

最低でも3日分備蓄が必要

災害発生から3日経てば救援物資等が届くと言われています。
そのためこの3日間過ごせるだけの備蓄が必要になります。もちろん自治体などの避難所にも食料や備蓄品がありますが、大きな災害時は食料ですら足りない状況が起こってしまいます。
かならず、個人でしっかり災害備蓄を備えておきましょう。

赤ちゃんが1日に必要なミルクとオムツは?

ここでは赤ちゃんの防災ということで何が必要か考えていきたいと思います。
まずは、平常時に赤ちゃんが1日に必要なミルクやおむつについてどれくらい必要かまとめてみます。

オムツミルク
1ヵ月頃10~13枚700ml(100ml×7回/日)
3ヵ月頃8~10枚1000ml(200ml×5回/日)
6ヵ月頃8枚程度1000ml(200ml×5回/日)
1日のおむつ・ミルクの必要量の目安

1日に必要な量はこれくらいになります。これに×3倍すれば3日間はもつ計算にはなります。
しかし実際に支援物資が届き始めたとしても支援物資の中に赤ちゃんのオムツがあるとは限りません。
さらに言えば、月齢にあったサイズのオムツがない可能性もあります。そう考えると3日分の備蓄対策ではもしかしたら足りないのかもしれません。
もう少し多めに備えておいた方がいいかもしれません。
また、赤ちゃんはすぐに大きくなるのでローリングストックで常にサイズの合ったものを保管しておく必要があります。

また、ミルクに関しても避難所でお湯を沸かすのは難しい場合が多いです。
そのため混ぜたりあたためたりする必要のない液体タイプのものがおすすめです。
哺乳瓶に注いでそのまま飲めるだけでなく、缶自体に乳首アタッチメントを付けることでそのまま飲むこともできるタイプもあります。
ただし、3日分で3kg程度の重さになってしまうのがデメリットではあります。

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ミルク・オムツ以外に必要なもの

赤ちゃん用備蓄品の一例

ミルク・オムツ以外に必要なものは何があるのでしょう。
※カッコ内は3日分の目安
・おしりふき(3パック程度)※ウェットティッシュとしても使用できる
・哺乳瓶(できれば数本)※プラスチック製の割れないものがおすすめ
・紙コップ(適量)※哺乳瓶の消毒ができないときに使用
・水(500ml数本)※調乳にはミネラルの少ないミネラルウォーターが良いとされています。
・バスタオル(数枚)※オムツ換えマットやおくるみとしても使用
・ベビーフード(月齢に応じて)
・使い捨てカイロ(数枚)※ミルクやベビーフードの温めに使用

このように書き出すと、赤ちゃん一人に必要な物資ってかなりあるんですね!

実際に赤ちゃん用防災バッグをつくってみた

今回、こけし家では赤ちゃん用に実際に防災バッグを作ってみました。
そこで実際に用意することでわかったことをまとめていきたいと思います。

最適な持ち出し袋は

まずは、備蓄品をつめるリュックを用意します。どんなものが良いのでしょうか。
すでにリュックと言ってしまっていますが、災害時は両手が空くリュックサック一択です。
そして、色ですが、災害時に目立ちやすいよう白色や蛍光色のものがよいでしょう。
あとは大きさですが、大きすぎて重いと逃げるのが遅れてしまう恐れがあります。
必ず背負って走れる程度の重さが良いでしょう。
女性なら5~7kg程度、男性なら10kg程度を目安にするとよいと思います。
こけし家ではとりあえず、頻繁に使うものではないのでそこまで高くないものを選びました。
ペアレンツバッグとして普段使いしつつ防災バッグとして使うのであればしっかりしたいいものを選んでもよいかもしれません。

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用意した備蓄品一覧

備 蓄 品必要数量実際の数量重 量
缶ミルク240ml12本6本1.5kg
オムツ(Sサイズ)30枚20枚0.5kg
お尻拭(80枚入)3パック3パック1.0kg
哺乳瓶2本程度2本0.3kg
使い捨てカイロ10枚入1袋10枚入1袋0.5kg
水500ml4本程度3本1.5kg
バスタオル3枚程度2枚0.2kg
紙コップ25個入25個入0.1kg
防災バッグ1個1個0.9kg
ポリ袋(40枚入)1セット1セット0.1kg
総重量6.7kg

一覧にするとこんな感じです。
バスタオル、紙コップ、オムツ用消臭袋はダイソーで購入しました。バスタオルは300円商品でした。普段使っている古いものでも十分だと思います。
ミッフィーちゃんの袋はおむつ替えシートです。
※今回こけし家では新生児から1~2か月くらいを想定して作成したのでベビーフードはありません。
カイロは大人が暖を取るだけでなく、ミルクや離乳食を暖めることにも使用できるので用意しておくと便利です。その際は貼らないタイプのものが使用しやすいと思います。

本当は必要量を詰めるのが良いのですが、オムツや缶ミルクは容量を取ったり重かったりと減らさざるおえませんでした。
そして実際に詰め終えたリュックがこちら。

最低限のもので、更に数を減らしましたがもうパンパンです。
商品説明に正確な容量は書いてなかったのですが、おそらく20Lくらいの容量のリュックです。
重さも6.7kgになり、結構ずっしり来ます。
ちなみにコケ志が用意したリュックはこちらです。Amazonで購入しました。販売者が怪しい中国の業者ではなく日本の業者だったのと、値段と評価が良かったのでこれにしました。デザインも気に入っています♪

まとめ

・備蓄品は3日分を用意するのが望ましい。
・防災リュックは持ち運びしやすい大きさで目立つ明るめのものを用意する。
・リュックの重さは背負ったときに走れる程度の重さにする。
・ローリングストックで常に中身を月齢に合わせたものに更新する。

必要最低限のものを用意して非常用持ち出し袋としましたが、他にも赤ちゃんの衣服も当然必要になってきます。
普段使っているペアレンツバッグと併用して防災バッグを用意しておいた方が良いでしょう。

災害はいつ起こるかわかりません。我々大人なら3日程度なら食事や衣服の交換がなくてもなんとかなりますが、赤ちゃんはそうはいきません。
しっかり準備していざという時に対応できるようにしておきましょう。

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