こけし夫婦の不妊治療ep.11 -通水検査とFT手術-

不妊治療

前回、タイミング法で成果が得られなかったこけし夫婦。
今回は通水検査とFT手術の体験についてご紹介していきます。

コケ美
コケ美

タイミング法をやりつつ、私の身体に問題がないか検査していくよ!

コケ志
コケ志

具体的にはどういうことをするの?

コケ美
コケ美

卵管がちゃんと通ってるか検査する通水検査っていうのをまずやる。
あんまり通りが良くなさそうなら次の段階、FT手術っていうのを視野に入れていくかな。

コケ志
コケ志

え!しゅ、手術?!

通水検査とは

通水検査とは、生理食塩水を子宮の入り口から注入し、子宮の内に生理食塩水を充満させることで、子宮の内膜の状態やポリープや粘膜下筋腫の有無などを調べます。
その生理食塩水が左右の卵管にスム-ズに入っていくかによって、卵管の通りを評価する検査です。
通水検査は通常3~5分で終わります。コケ美の場合もだいたいそれくらいだったと思います。

一般的には、軽い生理痛くらいと言われていますが、私の場合、卵管が通っていなかったからか、ものすごく痛く、痛みに耐えるために内診台の手すりをずっと握りしめて耐えました…。
痛みは確かに生理痛に似ていますが、痛みの強さは本当に人それぞれだと思います。

ちなみに私は2回通水検査をしていますが、1回目より2回目の方が通りが良くなったのか、痛みは少なかったです。
通水検査後は通称ゴールデン期間と呼ばれ、妊娠しやすいと言われていますが、こけし夫婦は残念ながらダメでした…。
通水検査後妊娠したというネット記事をいくつか読んでいたので期待していただけに、より気分が落ち込みました。

FT(卵管鏡下卵管形成術)手術とは

不妊治療のうち、卵管が狭くなったり詰まったりして、卵子や精子が卵管を通ることができない「卵管性不妊症」の患者さんを対象にした内視鏡治療のひとつです。カテーテルと呼ばれる細い管を膣から子宮、そして卵管入口まで挿入し、カテーテルに内蔵されたバルーンを卵管内で押し進めることで詰まった卵管を拡げる治療法です。

メスなどによる切開を行うことなくカテーテルを挿入するため身体への負担が少ないのはもちろん、治療時間も30分程なので外来での治療が可能です。また、治療と同時に、内視鏡(卵管鏡)で卵管内の状態を確認することもできます。このFTは保険が適応されています。

TERUMO株式会社ウェブサイトより引用


私は全身麻酔で行いました。
寝ている間に終わり、起きてからは生理痛のような腹痛でした。
我慢できないほどではないですが、痛かったので鎮痛薬をもらい、飲んだのでそこまで辛くはありませんでした。
それよりも麻酔のせいで気持ち悪く、なかなか立ち上がれず、水も飲めず、かなりの間横になって安静にしてました。

手術は成功し、通りは良くなったよ!と先生に言われたので前向きな気分になれました。
しかし、麻酔後の気分の悪さは2度と体験したくない…というのが正直な感想です。

不妊治療をされている方は私と一緒で不安いっぱいだと思います。頑張ってもダメかも…という気持ちになる人もおおいと思います。私もそうでした。
でも、できることをせずに諦めるのはきっと後悔すると思います。

ゴールの見えない不妊治療は続きます…。それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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