こけし夫婦の不妊治療ep.14 -人工授精-

コケ美は５回目の人工授精の時にエピペンタイプの排卵誘発剤を使用しました。
看護師さんから使い方を教えてもらい、お腹に打ちます。注射とは違い刺すだけという感じです。
え？自分で打つの？と、初めはビビっていたけど、針も細く痛みもほぼないので打ってしまえばそこまで怖くなかったです。
体外受精に進む場合、本当の注射を使って自分で打たないといけないから、これで少し慣れておくとそんなに怖くないかも〜と看護師さんには言われました。
いくつか副作用もあるようですがコケ美は使用後特に副作用のような症状を感じることはありませんでした。
費用は1本およそ1万円です。決して安くはありませんね…。

人工授精では残念ながら結果を出すことができませんでしたが、コケ志の精液の結果は初期の見るに堪えない結果からかなり改善しました。
最終的には5段階評価の4までグレードアップしました。

しっかり処方された薬を服用して、生活習慣を改めるとしっかり目に見えて改善することができます。かなりよくなりましたが、最高ランクの結果には見劣りしてしまいますけどね(笑)
男性の皆さん、男としてのプライドをガンバッテ回復させましょう！！

コケ美が通う産婦人科は1週間前からネットで診察予約を取ることができます。
日付が変わって0時から土曜の朝イチなど人気の枠はどんどん埋まって行ってしまうので、「次いついつにきてね」と言われた日が土曜日だった場合は、特に夜0時まで起きて朝1番の時間帯に予約が取れるように頑張ってました。
もともと夜は10時〜11時に寝ていたコケ美にはとてもきつかったです。
まさにチケ戦…。
もっと予約を取りやすいシステムはないものですかね。
きっとこの大変さは現在不妊治療で病院に通っている方はわかってくれると思います。

人工授精にチャレンジの場合、月に少なくとも3.4回は通院しなくてはいけません。
しかもどの日も「生理2.3日目」や「明後日」、ある時は「また明日来て」と言われることもあります。
そうすると仕事が休みの土曜日に行けるとは限らなくなってくるので必然的に仕事を休む、または時間休を取ることになります。
タイミング法の時は職場にも何も言っていませんでしたが、人工授精になると休んだり時間休を取ったりすることが増えるので、コケ美は上司にだけ不妊治療のことを伝え、休みを取っていました。
上司に言うのは気まずいですし、関係性によっては難しいこともあるかもしれません。しかし、言っておいた方が毎回休みを申請するたび「なんで？」と思われずに済むので私は事情を打ち明けた後の方が気楽に休みを取得できました。
(そのかわり、同僚たちからはなんで？と思われている雰囲気をすごく感じました)
人工授精の当日は終わってから普通に生活をしてもいいと言われていましたが、なんとなくおとなしくしていたかったので一日お休みをもらい、排卵日を予測するための通院は仕事終わりの1時間休をもらって病院に行っていました。
職場の雰囲気にもよりますが、上司には伝えておく方が吉です。私の上司は男性でしたが、不妊治療に理解のある人だったので相談しやすかったです。