こけし夫婦の不妊治療ep.19 -体外受精-

子宮内膜ポリープ切除の手術は日帰り手術です。
麻酔も全身麻酔ではなく、部分麻酔で行いました。
部分麻酔ですが麻酔を使うのでコケ志に今回もついてきてもらいました。

病院に着いたらまずルートを取ります。そして最後のトイレに。産婦人科での手術はFT、採卵に続き3回目で流れには慣れてきました（慣れるってなんだよ。って感じですが…）。
心電図や脈、血圧を測る機械をつけ手術開始です。
FTや採卵と違い、部分麻酔なので意識はしっかりありますが、痛みはありません。
モニターを見ながら先生がここに小さいポリープがあるよ、このひらひらしたヒダが邪魔だから綺麗にしていくよーなどと説明を受けながらの手術で不思議な感じでした。
切除自体は10分も満たなかったと思います。最後に綺麗になったところの映像を見せてもらい、だいぶ綺麗になったなぁと感動して手術終了です。
この手術ではポリープ切除の後に癒着を防ぐため、ミレーナという避妊リングを装着しました。このミレーナにこの後コケ美は苦しめられます…

手術後、数日は痛みと出血があると言われていたので、鎮痛薬を飲みつつ、出血の量が日に日に減っていくことを確認し、数日過ごしていました。
しかし、出血は治ったのに下腹部痛は良くなりません。むしろ痛みは酷くなり、薬を飲んでも全く良くなりません。3日ほど鎮痛薬で凌いだものの、あまりにも痛く辛かったので産婦人科に連絡して、急遽診てもらうことにしました。
そこで言われたのが…ミレーナのサイズが大きくてコケ美にあわず、それが痛みを生んでいた。でした…サイズが合わないなんてそんなことあるの！？と思いつつ、理由がわかって一安心。
本当は癒着防止のために装着したのでもう少し長く装着しておきたかったそうですが、痛みが出るようではダメだということで外してもらうことに。
装着時は麻酔もしていたので痛みは感じなかったのですが、外す時って…？？と思いつつ、先生からは深く息吸って〜吐いて〜と言われ、そのようにした瞬間、ぶんっ！という音が聞こえるくらいの勢いで引っ張られて外れました。何が起こったのか一瞬分からなかったコケ美でしたが、い、痛い…鎮痛薬を看護師さんから貰って服用、しばらくしたら今までの痛みはなんだったのか！と思うほど良くなりホッとしました。

今回は癒着防止のために装着した避難リングのミレーナですが、避妊や生理を止められるというメリットもあるので、妊娠の予定がなくなったら装着するのも一つの手(子宮内膜症は生理が来ると悪化の可能性が高まるので生理を止めるための手段の一つとして)と思い調べていたのですが、ここまでサイズが合わないとなると私は使用できないと分かったのも収穫でした（大分痛みを伴っての収穫でしたが…）

後日、切除したポリープが悪性でないか生検の結果を聞きに行きましたが、無事良性でした。
そして次はいよいよ3回目の胚移植チャレンジです。
できることはやってきたこけし夫婦、果たして赤ちゃんを授かることはできるのか…！？
それでは、次の記事でお会いしましょう。